アナログテープシミュレーターの効果「暖かい音」「デジタル臭い音」って結局こういうこと?

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こんにちは。
アナログテープシミュレーター使っていますか?

そもそもこうしたビンテージ系などのプラグインで言われる「暖かい音」って一体全体どんな音のことなのかよくわかりませんよね??



反対に「デジタル臭い音」という言葉もよく見かけますがどういうのがデジタル臭いのかもわかりにくい!!
と思っていたのですが、wavesのKramer Master Tapeというプラグインをいじってみてなんとなくその違いが分かってきました。


「アナログテープシミュレーターを使う意味がわからない!」
「デジタル臭い音がわからない!」

という場合は、参考の音源も置いたのでその違いを感じ取ってくださいね。

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wavesのKramer Master Tapeを使用してみた。

アナログテープシミュレーターのプラグインは色々出ていますね。
wavesのKramer Master TapeはGUIもわかりやすく、バイアスやワウ&フラッター、テープディレイの音にもできます。
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waves:Kramer Master Tapeページへ


本題:取りあえずこの音源を聞いてみて下さい。

ドラムループにこのエフェクトを掛けています。
そして適当に設定をいじっているので音色変化がわかるはずです。
今回はわかりやすく極端にかけています。

スキップせずに通しで聞くと違いが伝わるはずです。

※最初からシミュレーターONにしています。
※約57秒でシミュレーターをOFF!(物足りない音に感じるはず。元素材です。)
※約1分11秒から再度シミュレーターをON!
※約1分25秒からOFF!


暖かい音・デジタル臭い音の印象を簡単に言うとコレ

テープシミュレーターをオンにすると・・・・
『暖かみのある音・丸い音・優しい音・ファット・ウォーミーサウンド・太い・深みが出る』といったようなイメージが浮かびますよね。

オフにすると・・・・
『尖った音・冷たい音・隙間がある・何か物足りない・クール』といった感覚です。

それに加え判断基準として、
デジタル臭い音=点に聞こえる、アナログサウンド=面に聞こえる。と僕はイメージしています。


実際の制作にはどう使う?

テープシミュレーターを解説しているサイトなどはあるのですが、機能がどうとかで実際のミックスにどう使えばいいのかという求める情報が少ないように感じています。
なので僕なりにどう使えば良いのか、どういった人にオススメするプラグインなのかを書いてみますね。

ケース1:音数が少ない構成の曲をミックスする際に使う

デジタル臭い音=点に聞こえる、アナログサウンド=面に聞こえる。

この受ける印象を考えると、音数の少ない構成の曲にかけ隙間を埋めるようなイメージが使いやすいです。
反対に音数が多い構成の曲だと各音色がにじんでしまう。

ミックスしていて隙間が空いているように感じる時、無駄にリバーブや楽器を追加している時こそ効果を発揮するはずです。


ケース2:ボーカルにうっすらかける

ボーカルは曲で一番聞かれるパート。
だからこそテープシミュレーターでアナログ感を追加=「聞いていて心地いいサウンド」にする必要があります。
また音が太くなる印象も生まれるのでミックスでも埋もれにくくなります。

僕の場合はテープシミュレーター有り無しのボーカルだったら断然「有り」の声を聞いていたいと感じました。
マイルドでそれこそデジタル臭くなく、いかにも「録音しました!」って感じにはなりません。

ケース3:目立たせたいパートにかける

全パートにかけたら逆にメリハリが無く平坦なミックスになります。
敢えてテープシミュレーター有り・無しのパートを作る事によって音質の差を生み出します。
それが結果的に奥行きのある立体的なミックスにつながるんです。


ケース4:瞬間的な音にかける

スネアやハットなど打楽器系、特に瞬間的な音はミックスで埋もれやすいパートだったりします。
かといって音量を上げたら全体の貴重なスペースを占めることに。

瞬間的で点に聞こえる音にこそテープシミュレーターで存在感を出すという考えです。

ケース5:音作りに使う

テープシミュレーターを使った際の音色変化はEQ・コンプでは実現できないと思います。
EQは削るだけですし、コンプも深めにかければ音は変わりますが潰れたりと悪循環に。

今回のドラムサンプルの様に「元音が若干音が細いから太くしたい!」という時に使えます。
音そのものを変化させる音色作り、の役割も果たすんですね。


ケース6:マスタリングで使う

トータルの音質を変化させるのならマスタリング時に使うのも有効です。
上に書いたコンプやEQでは再現出来ないニュアンスを付け加えられます。



まとめ

今までテープシミュレーターは使わない&使う意味が理解していない派でした。
今回たまたまこのプラグインがセールだったので購入したのですが、その違いを体感しなぜもっと早く使っていなかったのかとショックでした。笑
今後は自分のミックスでは必須のプラグインとなりそうです。

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