斬新な音楽ってこういう事なの?
「斬新な音楽」という言葉がありますが意味分かりませんよね。笑
何をもって斬新なのか。
そもそもその斬新さはなにを基準にしたものなのか。

でも我々作曲をする身としては定番でありきたりな曲よりは、刺激的でファンタスティックでマーベラスな曲を作りたいと思うのはごく自然な事です。

 

さて、音楽に関する斬新とは一体なんなのでしょうか?
僕はこう結論付けました。

 
斬新な音楽とは?
「こうなるだろう」という予想がズレた瞬間のズレ幅がある音楽


今回の記事ではこの音楽に対する斬新さにつながる要素についてお話していきます。

斬新さとはズレ幅の事だと思う。

例えば一般的な曲の構成は1番の次が2番、間奏があって3番という構成です。
その中の1番をピックアップして見ていくと構成はこういうパターンが多いはず。
Aメロ → Bメロ → Cメロ
これは多くの人に受け入れられる構成ですよね。

 

では斬新さを求めてこんな構成にしてみたらどうでしょうか?
Bメロ → Aメロ → Aメロ → Cメロ
他にもこんな構成は?
イントロ4分間→サビ→終わり
極端ですがかなり斬新な音楽になりますよね。
でも実際にそんな曲を作ったとしても多くの人には受け入れられないはずです。

理由は簡単で「こうなるだろう」という予測を裏切りすぎだからです。
ズラしすぎは理解されにくい結果になります。

 

この事から

定番   = 受け入れやすい
ズレた= 受け入れがたい


という図式が成り立ちますよね。
そうすると斬新というのは「受け入れがたい感情を与えるズレ幅」という意味なのではないでしょうか。

 

これを作曲に当てはめると・・・・

 

 

瞬間的にそれまでの曲調、世界観からズレた音を使うと”印象的な音”につながる。
※短い時間ずらす。


転調するといった構成として取り入れると”斬新な曲”につながる。
※長めにずらず。

こういうことだと考えます。
”印象的”と”斬新”は親戚関係なのではないでしょうか。

人間は無意識に感じ取った違和感を”刺激的”と脳で判断される。
これこそが斬新の正体なのではないか、というのが今回の記事の回答です。
予定調和を崩すというのでしょうかね。

何事も相手に受け入れられて初めて成立します。

0%の違和感は定番でつまらない。
100%違和感を与えるのはやりすぎ。


理想は10%〜30%位なんでしょうかね。
その具合を調整する事が斬新な音楽を作る事につながるはず。

 

確かに印象的な音にしたい時はズラシてました。

例えばクールな真面目系の音楽に突然コミカルな音を瞬間的に入れ、印象つける方法よくやってます。笑
また、きれいで繊細系の曲にビットクラッシャーでガシャガシャに歪ませた音も入れる時あります。
他と系統が違う音なので目立つんです。
どれもその音を印象つけようとしていましたね。

あと映画にも今回の内容が当てはまるものがありました。
松たか子が出ている「告白」という作品も似たような印象つける場面があります。

ストーリー的には学校が舞台で、とある子供が殺されたり、復讐劇だったりとダークな内容。
その学校の一人の生徒が引きこもりになるのですが、その子の場面で「ぽよよーん」とか「びょーん」とかコミカルな効果音が入っていましたね。

コミカルな音を使ったからといってふざけた印象もなく。
こうして記事を書いている時に思い出すほど、未だに印象に残っているという証拠だと思っています。

明らかにそれまでの映画の内容からはズレまくった効果音でしたから。
でもそのズレ幅が大きかったから印象に残ったんです。

 

音楽に話を戻すと転調するとたしかに心がえぐられます。
印象的で斬新さに繋がっているかもしれません。

僕の場合はでんぱ組の「バリ3共和国」のサビ前の転調の音で毎回涙出そうになります。

 

あとバンドじゃないもん!のキメマスターも同様ですね。
サビ前の転調で死にます。

アイカツ!の音楽好きなのもメロディラインが曲のキーから外れるノンダイアニックコードの音が多様されていからかもしれません。

 

 

まとめ

 
斬新な音楽とは?
音をずらす時間が短いと印象的な音になる。
構成として長くずらすと斬新な音楽になる。

 

音をずらす時間が短いと印象的な音。
構成として長くずらすと斬新な音。

ほとんど思い付きでしたが何となくこの推理はいい線いってるんじゃないかな?(←自画自賛)
作曲の際もこの「ズレ幅を調節する」を上手く音として表現できると、斬新さのある尖った曲になるのかもしれません。