
昔、学校音楽の授業で作曲家の名前を覚えたり、この曲は誰の曲とか習った気もしますが全て忘れています。
別にクラシック音楽をディスってるワケではないですがなんだか難しく、単調でつまんない、眠くなる、刺激がない。そんなイメージが少なからずありました。
でもですね、最近気づいたんですよ!
クラシック音楽の楽しみ方を!
それがこちら!
クラシック音楽の楽しみ方
クラシック音楽は”目に見えない歴史”と考える!もしあなたがまだクラシック音楽の楽しみ方を知らないのであれば、今回の記事で少しでも興味を持ってもらえれば嬉しいです。
クラシック音楽とは歴史じゃん!!という発見。
そう、クラシック音楽とは歴史なのだ!何百年も前に作られた形の無い音楽という歴史!
当時の音を今に受け継いでいるヒストリーなのだ!
PCも無く、録音する方法が無い時代にこんな美しいハーモニーを作り出し、楽譜にし、それを演奏というバトンで現代まで受け継いできた。
だから今現在も聞くことができる!
普通にすごくないですか?
仏像や土偶が「見る歴史」だとしたらクラシック音楽は「聞く歴史」。
そう気づいた瞬間「え、めっちゃすごくない?」と一気に興味が湧いたんです。
今までは純粋にリラックスしたり作業用として聞いていたクラシック音楽。
最近では「あー昔の人もこの曲聞いてたんだなあ」とか「このフレーズを聞いてどういう気持ちになっていたんだろう」とか当時の「人々」に思いを馳せるようになっています。
もうね、クラシック音楽は好きとか嫌いとかの次元じゃないんですよ。
歴史なんだから!
そこにあった事実なんだから!
もちろん現代のCDで聞く曲は音質や多少のアレンジが加えられて時代によって微妙に変化されているはず。
でも”命を吹き込まれた原曲”としての作品は何百年も変わっていないですよね。
なんというか、手で触れる・目で見るのよりも音となった空気として歴史を感じると言いますか。
曖昧だけどものすごく歴史なんですよ!
ヒストリー!
しかも面白いことに悲しげな曲は今でも悲しい風に聞こえるし、楽しげなのは楽しげに聞こえる。
言い換えればどの時代でも聞いた時の印象は変わらないという事なんだぁと、普遍的なものさえ感じるんです。
これはちょうど「その音を聞いた時の印象を言語化できるかどうか」が作曲とアレンジには必要だと思う。でも書いたのと同じ事です。
ライオンの鳴き声に多くの人は恐怖を感じ、猫のにゃーと鳴く声は目を覆い隠して聞いてもかわいく感じる。
聞いた時の印象には言語の壁は無く、人間の共通の感覚なんです。
そう考えると昔ってモノが確実に現代よりも無い時代なのに、とても繊細で豊かな表現力を持っていますよね。
そこにはきっと現代とは違う優雅でゆったりとした時間の流れがあったのでしょうね。
それがクラシック音楽に詰め込まれている気がします。
本当昔の作曲家はすごいですよ。
PC無いのに何パートもの楽器を楽譜に書くんですからね。
実際鳴らすと美しいハーモニーになるとか神業すぎる!
まとめ
完全にクラシック音楽の解釈が違うかもしれませんが、この発見をしてものすごく一人で納得したんです。クラシック音楽は音の歴史。
ヒストリー・オブ・サウンドなんです!
同じ音楽を作る人間として、自分の曲が何百年も知られているのってすごい名誉ある事だし、幸せな事。
しかも形がないのでモノの歴史より長く残る可能性もありますよね。
壊れる事もない。盗難にあうこともない。
仮に地球に隕石落ちて建物も全部なくなってしまったとしても。
生き残った人がアカペラでかつて”音楽”と呼ばれていたものを口ずさむ。
音楽の力ってすごいなぁと思うのでした。