勇者か、武器屋か。作曲するならどっちになるかの選択も大事。
こんにちは、イトゥーです。

作曲に関する記事なのに勇者と武器屋って関係なくない?どういう意味?と思ったかもしれません。
あくまで例えなんですが、僕は作曲する人って大きく2つに分かれるなぁと考えています。


1つ目が”アーティストタイプ”。
記事タイトルでいう勇者ですね。
自分で曲を作り、発表し、戦い抜いて注目の中心に自ら立っている存在です。


2つ目が曲制作の依頼を受けて制作する”受注型タイプ”。
武器屋にあたりますね。
あなたが武器となる音楽を作り、別な人に託す。
託された人があなたの音楽を運用していく。



もちろん作曲する行為をこの2つに分けてしまうのはナンセンスなのは承知。
でも作曲をするならふと立ち止まって自分はどっちに向いているのかを知る事も必要だと思っています。


なぜこの考えが必要なのかも解説しましょう。



向いていないタイプになると心を消耗するから。

今回この考えを提示した理由は”自分に向いていないタイプになると心身ともに消耗するから”です。
具体的な例を僕の実例で述べてみますね。
※少々自分語りになりますが、なぜ心を消耗するかの説明なのでご了承ください。


僕は完全に武器屋(受注型タイプ)が向いています。
基本的に人前に立ったり注目されるのは苦手。
SNSも苦手だし、アーティストとしての器ではありません。

人を惹きつける力もオーラも無いし先頭に立つのも不得意。
どちらかというとみんなで輪になっている状態を好みます。

もちろん人気者にはなりたい欲はありますけどね。笑
ただ性格的には裏方で誰かをしっかり支える方が力を発揮できると自分では思っています。
なので僕がアーティストになろうとするのは難しいです。


そんな僕は昔、それこそ曲を作る=勇者タイプという考えしかありませんでした。
曲を作れば発表する必要があります。

しかし上手く宣伝や伝える事ができない。
反応が怖い。

そんな気持ちで作品を公開するとどうなるでしょうか?
当然反応は薄い結果になりますよね。
でもやっぱり認められたい、褒められたい。
しかし理想の反応を得られない。

どこか「音楽をする=有名にならなければいけない」という固定概念が無意識に支配していたようです。
こんな悪循環の中にいたので「なんだか作曲ってつまらないな。というか苦しいし辛い。(泣)」という負のループに陥っていました。
一時期完全に音楽活動を辞めた時もありましたからね。




そんな時にアイドルグループに楽曲提供する機会がありました。

自分の作った曲が第三者によって別の場所で披露され、多くの人に聞かれて広がっていく。
初めての経験でした。

この瞬間に楽曲提供のおもしろさと自分に向いている音楽との付き合い方だと理解したんです。

完全に消耗しきっていた音楽熱が過去最大級の熱波として襲いかかったのです!
復活した瞬間でした。
※FFでいうならレイズではなくアレイズ。


さて、武器屋として復活した僕はアイドルへの楽曲提供の他にネット上で仕事のやり取りをするクラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークス)やスキルを売るココナラで曲制作依頼を受ける活動も開始します。


何件もの依頼を受けて気がついたのは「お金を頂いての責任ある制作は圧倒的な経験値を得られる!」という事です。

そしてその責任の先に自分の手がけた曲が喜ばれるのはただ純粋にうれしい。
いや、幸せレベル。

完全に勇者タイプとして活動していた頃とは違ったプラスの感情のまま音楽をしています。
ここまでは僕の実例でした。


逆のパターンも考えられますよね。
人前に立ちたい、目立ちたいのに楽曲提供ばかりして不満。
でも何が原因でこんなに消耗しきっているのかわからない。
この場合は本来は勇者タイプなのに武器屋タイプの活動をしている事が原因になっている状態とも言えます。

このように気持ちを消耗しない事も音楽を続けていく上では大事な視点だと考えます。




悔しいけどいつかは音楽熱も冷める予感がした。

勇者と武器屋という2つの方向性の違いを提示することで、明確に進むべきベクトルを導き出せるはず。
そんな願いを込めて今回は記事にしました。
また、同じ音楽をしている人間として、少しでも長い期間、音楽制作に情熱を注いで欲しいと思った部分もあります。

僕が20代前半の頃は「音楽?クソジジイになってもやってやるわ!」という意気込みでいました。


しかし30代前半の今。
正直悔しいけど昔ほどの情熱がなくなってきているのを感じています。
別に音楽は嫌いではありませんし、これからも好きであり続けたいです。


でも、音楽以上に生活環境や仕事環境、しなければいけない事を優先させなければいけない現実もあります。
あんなに好きだったものでも「努力しないと好きをキープできない状況」に変わってしまうとは想像もつきませんでした。


極論を言ってしまえばクリエイターには寿命がある。
これは必ず頭の片隅に入れておくべき事実だと思います。
永久不変のものなんてこの世には存在しないのかもしれません。

だからこそ!
「音楽続けられないな」という時間制限が訪れるまでは音楽に対する気持ちを無駄に消耗してもらいたくないんです。



作曲はめちゃくちゃ苦しく、辛く、出口のないトンネルをさまようような工程。
・コード進行上手くいかない。
・音が変。
・どう展開したらいいかわかんない。

嫌いになる要素がめちゃくちゃ多いんです!笑


だからこそ!(2回目)
勇者が向いているのか、武器屋が向いているのかをしっかりと見つめて1日でも長く音楽制作をしてもらいたいんです!!
僕みたいにパッションが減ったらマジつらいですからね!!



あの時アイドルグループに曲を作るという選択をしていなかったら間違いなく勇者タイプのまま音楽を辞めたでしょう。
勇者とは言えない哀れな死に様です。泣

武器屋になって良かったです。
音楽も長く続けられてるし、楽しいしおもしろい。


もしこの記事を読んでもらえたなら、自分はどっちなのかを寝る前の5分でも一度見つめ直してもらいたいです。
きっと進むべき方向が見えてくるはずです。


まとめ:あなたはどちらのタイプ?

今回の記事のまとめです。

音楽を作って活躍する勇者タイプか、提供して活躍する武器やタイプかを知る。
そうする事で、無駄に心を消耗する事なく音楽に関われるようになる。


僕の場合はこの考え方の元、武器タイプにジョブチェンジした事で楽しく音楽と向き合えるようになりました。

もしあなたがどこかモヤモヤとした気持ちを抱えているならぜひこの点を意識してみてください。