MS処理のプラグインが無い時のやり方!手間がかかるけどできます。
こんにちは。

今回はMS処理のやリ方について、プラグインを持っていない時はどうするのか、その解決方法をシェアしてみようと思います。

他のブログでも書いてあること同じなのですが、
やはりMS処理の重要性を最近改めて感じているので書いてみます。

そしてやり方のみならず、MS処理を行うタイミングもいつなの?
の疑問にも僕なりの答えを載せてみます。
今回のポイント
プラグインなしでもMS処理はできる!
タイミングはミックスダウンの終わった後がベスト!

 

結論:プラグインが無い時のMS処理のやり方!

以下の手順でMS処理ができます。
若干手間がかかるのと、途中間違えると音がおかしくなるので注意が必要です。
3つのオーディオファイルを生成して左右(side)と中央(mid)とし、ボリューム調整する流れです。

①マスター素材の2mixを読み込む。

②2mixを「右のみ」「左のみ」の2つになるようにオーディオに書き出す。

③次に、2mixを「モノラル」で書きだす。

この時点で「左のみ」「モノラル」「右のみ」の3つの素材になったのを確認。

⑤「右のみ」のトラックの位相を反転。

⑥「左のみ」と「右のみ(反転)」をソロにして音を合体させて書き出す。

⑦上の⑥で書き出したものを読み込み「左トラック」扱いにする。

⑧この「左トラック」を複製し、「右トラック」扱いにする。

⑨複製した「右トラック」の位相を反転する。

この時点で「左トラック」「モノラル」「右トラック」の3種類あるのを確認。

⑪「左トラック」と「右トラック」はSide(両サイド)の音。

⑫「モノラル」はMid(真ん中)の音。

⑬サイドを3dBまでの範囲で上げるのがおすすめ値。

MS処理って何?



楽曲は基本的に中央(センター)に音が集まります。
このため、サイド(L,R)の音はセンターに比べ小さくなります

サイド音量を上げようと、リミッターやマキシマイザーを適用したとしても
当然、音が大きい中央(センター)部分が先に引っかかってしまい思うようにコントロールできません。

この症状を最適化できるのが「MS処理」です。
参考記事:https://sleepfreaks-dtm.com/dtm-mix-technique/ms_master/
パンで左右に振る以上に広がりを作る事が可能で、一気に現代っぽい音像になります。
もちろんかけすぎだとふわふわと変な音になってしまうので注意が必要です。
僕の感覚的にはMS処理でベストな値はサイドが+3dBまで。
これ以上は明らかなエフェクト感が出て不自然になってしまいます。

音で確認すると一目瞭然です。
Gif画像でMS処理の効果を見てみましょう。

 
■MS処理なし

斜めの線が見てわかると思いますが、ここがパンを振った時の左右の限界値です。
ここでは単純にパンを左右にMAXに動かしているだけです。
■MS処理後

曲を流しています。
パンを左右に振った限界の斜め線以上に音が広がっていることがわかります。
これがMS処理をした際の音像です。
圧倒的な広がりになるのがわかりますよね。

まとめ

以上がプラグインが無い場合のMS処理のやり方でした。
やはり手間がかかるのがデメリット。メリットはお金がかからないので、僕は20代前半プラグインが買えない時はこの方法で凌いできました。

どうしてもお金をかけずにMS処理をしたい場合の参考にしてみてください。